＜商品の情報＞
ピストル、トレンチコート、帽子、都会の夜の霧、ビルの灯りや街灯、点滅するネオンサイン、車のヘッドライト、街路を濡らす雨と闇の陰影、煙草の紫煙・・・
フランス映画史の闇に潜む「黒い映画」フレンチ・ノワール傑作作品がいま甦る!!

'44年～'49年まで結婚していたアレグレとシニョレが離婚後コンビを組んだ作品で、アレグレ作品の中でも深く暗いモードが全編に沁み渡っている異色のノワール。

＜あらすじ＞
妻のドラが交通事故に遭って瀕死の状態で入院する。夫のロベールは自責の念と愛情と共に、一緒に過ごした短い日々を思い返していた。結婚は完璧だと思っていた妻一筋の夫として、思い出すのは幸せだった時間ばかり。だが、その幻想はドラの気難しい母から真実が告げられたとき、粉々に砕け散る。ドラがロベールと結婚したのはお金目当てであり、彼の仕事である乗馬学校を処分しなければならない程、資産を絞り執っていた。しかもドラは夫に隠れて愛人を作り、さらに大胆な計画を立てていたのだった。