＜商品の情報＞
ナチスの迫害を逃れてアフリカの大地に移り住んだユダヤ人一家。
アカデミー最優秀外国語映画賞に輝いた感動の物語

原作は1995年にドイツでベストセラーになったシュテファニー・ツヴァイクの自伝的小説で、ロケも原作の舞台に近いようにケニアで行なわれた。
まずケニアの大自然がすばらしい。
アフリカといっても、動物が悠々と歩くサファリではなく、人々が生活を営む高原地帯。そこで暮らすユダヤ人一家の3人がこの物語の主人公だ。
家族を愛し、それを何とか守ろうとする夫。自分の価値観をなかなかくずせない妻。対照的にすぐに周囲の環境に溶け込む小さな娘。

＜あらすじ＞
乾いた熱い風の吹く草原がどこまでも続くアフリカの大地。一人のユダヤ人少女レギーナがその未知の世界に足を踏み入れたのは、ナチスの迫害を逃れるためという運命の悪戯だった。しかし、彼女は偶然辿り着いた地ですくすくと育つ一粒の種子のごとく、アフリカの自然を豊かな感受性でいっぱいに受け止め成長していく。遠い祖国ドイツを愁うる両親もまた、大自然の中で自らの人生に向き合っていくのだった。