＜商品の情報＞
ロマンポルノ45周年記念

生きた人間をおもちゃにするくらい、面白いことはねぇ...

"責め絵の伝説的絵師"伊藤晴雨をモデルにした、傑作SM劇!
監督は"性愛のリアリスト"田中登。『実録 阿部定』『江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者』に続く"昭和の三部作"第三弾。いど・あきおの脚本と宮下順子の主演で、責めの極限と女の業を描いている。

●原版ネガフィルムからテレシネし、オーサリングされたデジタル・マスター使用。
●この作品は2006年9月22日にリリースされた作品の廉価版になります。

＜あらすじ＞
静寂に包まれた老屋に、ロープのきしむ音が響く。暗い廊下に置かれた木箱の中に、後ろ手に縛れて吊るされた女・タエ(宮下順子)がいる。意識があるのかないのか、失禁している彼女。その傍らで老女が呟く、「何の因果じゃ、おらのか、お前のか...」。別室ではこの家の主である伊藤晴雨が股火鉢で酒を飲んでいる。晴雨とタエ、ふたりの出あいは、タエの勤めていた場末のカフェだった。女房連中と亭主運のない者同士、ふたりは惹かれあい、抱き合う。夜が明けて、窓の外には一面の雪化粧。身の上話をしていると、突然、晴雨はタエを紐で縛り上げた。それが始まりだった。タエは突然のことに驚き抵抗したが、絡み合う内に苦痛とも快楽ともつかぬ渦の中に巻き込まれていく。そして、自ら責められることを望んでいった...。