＜商品の情報＞
『十三人の刺客』『ヨコハマBJブルース』「必殺!」の巨匠・工藤栄一の遺作長篇作!
原作、安藤昇。豪華オールキャストで贈る大作ヤクザ映画第1弾!!

14年の刑期を終え、出てきたシャバ。男は安らぎを求めた。
しかし、飢えた狼たちは、それを許さなかった・・・。

(第36回ウィーン国際映画祭/第43回アジア太平洋映画祭/第19回オポルト国際映画祭正式招待作品)

＜あらすじ＞
関東に拠点を置く秋田会の代貸(白竜)が、関東進出を狙う関西系三雄会(古尾谷雅人)の手によって刺殺された。日を同じくして、14年ぶりにシャバの空気を浴びた秋田会行動隊長、通称・人斬りの久(中条きよし)。彼は出所の出迎えがなかった訳を火葬場で知った・・・。秋田会会長(室田日出男)に暖かく迎えられる小諸だが、出所したばかりの小諸を気遣い暫く身を隠すよう勧める。若頭の一人であった新庄(萩原流行)が、直系の舎弟として盃を受け、自分の組を持つまでに出世しており、時代の移り変わりを肌で感じる。実家に戻っていた内縁の妻に会うため、甲府に戻った小諸だが、かたぎの男と幸せに暮らす妻を見て、静かに身を引く。再び、東京に戻った小諸は、かつての兄弟分田所(左とん平)と再会。また、新庄の組に属するチンピラ真野(金子賢)やその彼女との交流で心を休める。そんな折、草間からの相談を受けていたクラブの席で、突如現れたヒットマンに命を奪われた草間を目の当たりにした小諸は、ヒットマンを追い詰め撲殺するが・・・。