＜商品の情報＞
ある日、山から少女が降りてきた。
35mmフィルムで綴る、美しき故郷のものがたり。

■アクション女優、ダンサー、演技派俳優、異彩のキャストが集結!
主人公を演じたのは「ハイキック・ガール!」「KGカラテガール」など本格アクション映画の主演を務め、CMで瓦を割る美少女としてブレイクした武田梨奈。
その他、田中泯、大西信満の実力派人気俳優や映画監督の河瀬直美が競演。本作で日本映画プロフェッショナ大賞にて武田梨奈が新進女優賞を受賞。

■スタジオジブリ作品を彷彿とさせる映像美に賞賛の嵐!
蔦哲一朗監督(撮影時は弱冠27歳)はデジタル化が浸透していく映画業界の逆風に屈することなく、本作を日本三大秘境のひとつ、祖谷(徳島県)で1年間に及び35mmフィルムで撮影。その手法にポン・ジュノ、園子温、木村大作といったアジア映画を代表する著名人をはじめ、各国の映画祭&マスコミが絶賛。

■第26回東京国際映画祭「アジアの未来」部門でスペシャル・メンション受賞。海外映画祭にも多数出品し、数々の最優秀賞や特別賞を受賞。

四季折々の表情を見せる、日本最後の秘境、徳島県・祖谷を舞台に足かけ3年に撮影。
美しくも厳しい大地に根をおろし、時代に翻弄されながらも逞しく生きる人々の営みを真摯に見つめ、現代社会が見失って久しい"本当の豊かさ"を見出そうとする意欲作。

主人公の武田梨奈は忍び寄る時代の変化や将来の不安に揺れ動く心の機微を巧みに表現。演技派女優としての新境地を披露する。

監督の蔦哲一朗が完全35mmフィルムでの撮影を敢行。
100年後、1000年後まで残る本物を制作しようと志高く撮影に挑み、世界の映画に引けを取らない映像美を実現した。

＜あらすじ＞
自給自足の生活を夢見る青年・工藤は東京から自然豊かな山里の「祖谷」へやってくる。ある日、工藤は山奥でひっそりと暮らすお爺と春菜に出会い、効率とは無縁である2人との生活は工藤の心をゆっくりと浄化していく。しかし、おとぎ話のようなお爺と春菜の生活にも変化が起きる。進学に悩む春菜と体調が悪化していくお爺。田舎での生活に期待を寄せていた工藤も、 厳しい自然との共存に限界を感じ、所詮文明社会の下でしか生きられないということに絶望を隠せないでいた...