＜商品の情報＞
社会派監督熊井啓による唯一のATG(日本アート・シアター・ギルド)作品。長崎県佐世保にある被爆者部落、朝鮮人部落の差別の重層性を描いた力作。
差別が差別を生み出す「差別の重層性」を鋭くえぐる重厚な傑作。

＜あらすじ＞
戦後文学の旗手、「全身小説家」である井上光晴による同名原作を名プロデューサー大塚和が設立した独立プロ「えるふプロダクション」の記念すべき第1作目として映画化。監督は、世界的にも高く評価される社会派映画監督熊井啓。軍港がある佐世保を舞台に、被爆者、被差別集落、在日朝鮮人、基地といった切実な問題を通じて、"日本の原罪"というべき差別が差別を生み出す「差別の重層性」を鋭くえぐる重厚な傑作。