＜商品の情報＞
走れ、ミルカ。

1960年ローマ五輪、400m走決勝ゴール直前、インド代表ミルカ・シンはなぜ振り返ったのか・・・
祖国の分断、家族の虐殺、難民生活・・・実在のアスリートの半生を描いた感動作。


監督は、インド映画界で最も尊敬される監督ラケーシュ・オームプラカーシュ・メーラ('01『Aks(影)』、'09『デリー6』)。そして、主演を務めるのは俳優だけでなく映画監督・歌手・テレビ司会者として多彩に活躍するファルハーン・アクタル。本作出演にあたり、厳しいトレーニングと食事制限を行い、体脂肪率5%というアスリートボディを作り上げた。
想像を絶する人生の困難に走ることで立ち向かった実在のアスリート、ミルカ・シンの半生を描き、本国インドで大ヒットを記録した感動の人間ドラマ。インド・アカデミー賞では14部門を独占し、権威あるフィルムフェア賞で作品賞、監督賞、最優秀男優賞を含む7部門受賞、計50以上の映画賞を受賞し、世界中で称賛を得た。

「きっと、うまくいく」(第4回ビデオ屋さん大賞)の大ヒットにより、日本で再び脚光を浴び始めたインド映画。
本作は、「きっと、うまくいく」をヒットさせた日活と、「レッドクリフ」シリーズほか香港・中国映画のヒット作品を世に送り出している東宝東和がタッグを組み、＜アジア諸国と日本の文化の架け橋として、アジア各国の第一級作品を日本の映画ファンに提供する【アジア映画最強のレーベル】＞をコンセプトに立ち上げた新レーベル"GOLDEN ASIA"の第3弾作品!

＜あらすじ＞
1960年ローマオリンピック。400メートル走決勝、世界記録を出していたインド代表ミルカ・シンは金メダルを期待されていた。しかし、彼はゴール手前で後ろを振り返った・・・結果4位に転落、「インドスポーツ界最大の悲劇」と国中を落胆させ、バッシングを受けることになる。後日、インドとパキスタンとの間で親善陸上大会が計画され、ミルカはインド団長に指名されたが、彼はそれを頑なに断った。説得せよという首相の命令を受け、担当大臣と長年ミルカを支えたコーチは彼の住むチャンディガルへ向かう。チャンディガルへ向かう汽車の中で、コーチはミルカがパキスタンへ行きたがらない理由を話しはじめる。1947年イギリスからの独立後、インドとパキスタンとの国土分断の混乱の中、幼いミルカが家族と暮らすシク教徒の村に悲劇が襲う。祖国の分断、家族の虐殺、難民生活・・・ミルカが背負った想像を絶する苦悩とは。ミルカが決勝ゴール直前で後ろを振り返った理由が徐々に解き明かされていく。