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百田尚樹『殉愛』の真実
レーベル
:
宝島社
規格品番
:
9784800237545
フォーマット
:
Book
バーコード
:
9784800237545
国
:
日本 - Japan
発売日
:
2015年2月23日
クレジット
リリース概要
<商品の情報>
ミリオンセラー作家・百田尚樹の「殉愛ノンフィクション」、その疑惑とウソを徹底解明!後妻・さくらは天使だったのか?
2014年1月3日、"関西の視聴率王"やしきたかじん(享年64)が、2年にわたる闘病生活(食道ガン)の末にこの世を去った。それから約10カ月後の14年11月7日――全国のたかじんファンが眉間にシワを寄せるような1冊の本が世に出た。たかじんとその三番目の妻・さくらの闘病生活を描いた『殉愛』(幻冬舎刊)だ。著者は、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのミリオンセラー作家・百田尚樹。「かつてない純愛ノンフィクション」とうたわれた同書は、発売当日に「中居正広の金曜日のスマたちへ」(TBS系列)で2時間にわたる特番が組まれ、勢いに乗って32万部(編集部調べ)に達するベストセラーとなった。この『殉愛』に疑惑の眼差しが向けられている。"ノンフィクション"と大見得を切ったものの、事実からかけ離れた"創作""嘘"が盛り込まれているからだ。1カ所や2カ所ではない。全編にわたって事実誤認が見られる、出版史上まれに見る"事故本"とさえいっていい。この物語――"ヒロイン"さくらを天使のごとき「聖人」に磨き上げるための物語――には、さくらを辛い目に遭わせる"悪役"が欠かせなかった。百田尚樹は、その"悪役"を、こともあろうにたかじんの実子である長女や親族、前妻、そしてたかじんの「ガン撲滅チーム」のメンバーとして2年にわたる闘病生活を支えたマネージャーのK氏、音楽プロデューサーのU氏に担わせたのだ。直接の取材がいっさいないままに――。本書は、およそ"ノンフィクション"とは呼べない『殉愛』を、あたかも"ノンフィクション"であるかのように書き、偽装し、販売し、そのいかがわしさに気づいている読者が大量に存在するのに、本格的な追及の動きがないことに苛いら立ったプロフェッショナルによって執筆・編集されている。中核となったのは「角岡伸彦」「西岡研介」の2人。いずれも関西出身の講談社ノンフィクション賞授賞作家である。そこに大手週刊誌の記者・編集者、テレビ・音楽業界関係者、法曹界関係者、ネット系ニュースサイト運営者が加わり、月刊誌『宝島』編集部が"管制塔"となって、業界横断的なネットワークを組んだ・・・百田さん、これが本物のノンフィクションやで!
<収録内容>
◆まえがき
◆プロローグ 殉愛騒動のてん末 百田尚樹の暴走
"美談"に吹き荒れる逆風
ネットに暴かれた婚姻歴の"隠ぺい"
さらに噴出した"疑惑"の数々
最大の疑惑「たかじんメモ」の真贋・・・ほか
◆第1章 『殉愛』の嘘 元マネージャーが語った「最後の741日」
たかじんとさくら氏の「出会い」
たかじんとK氏の師弟関係がわかっていない
「余命半年」の宣告はさくら氏だけが聞いていた?
たかじんが最後には入籍した真意・・・ほか
◆第2章 『殉愛』に貶められて たかじん前妻の述懐
『殉愛』の短絡的なたかじん像
「殴り合いの喧嘩」はたかじんの"作り話"
「結構グロいよ」なんて言ってません・・・ほか
◆第3章 『殉愛』が汚した"歌手やしきたかじん"
私たち親族とファンを傷つけた『殉愛』
入院直前まで続いていた親族との交流
<見舞いに来なかった>のではなく「行けなかった」
わずか20分間の遺骨参り
「偲ぶ会」から親族を"排除"しようとしていた人々・・・ほか
◆第4章 後妻「さくら」という生き方 前編
「たかじんさんを知らんなんて嘘、ですよ」
<単身アメリカに>など渡っていなかった
二番目の夫が明かした"本当のさくら"
「5000万円をポンと出してくれた」伯父の招待・・・ほか
◆第5章 後妻「さくら」という生き方 後編
2つの金庫のミステリー
1億円をさくらにバックしてほしい・・・見破られたメモの真贋
百田&さくら「あかるクラブ遺贈」2億円回収工作の内幕
百田尚樹が口にした致命的な一言
疑惑の「温井メモ」を筆跡鑑定してみた
「偽造私文書行使罪」(刑法161条)に問われる可能性・・・ほか
◆第6章 たかじんのハイエナ 関西テレビ界の罪
他界してもカネを生み出す"打ち出の小槌"
さくら夫人を支える2人のキーマン
テレビ業界にとっての"邪魔者"・・・ほか
◆第7章 週刊誌メディアの作家タブー
"作家タブー"を抱える週刊誌の醜態
さくら夫人に記事の改ざんを許した『週刊新潮』
百田の圧力で長女手記を潰した『週刊文春』・・・ほか
◆エピローグ 作家「百田尚樹」終わりの始まり
保守論壇のヒーローに祭り上げられ
直木賞コンプレックスと「安倍礼賛」
朝日批判以降、調子に乗りすぎた・・・ほか
◆「殉愛騒動」年譜
ミリオンセラー作家・百田尚樹の「殉愛ノンフィクション」、その疑惑とウソを徹底解明!後妻・さくらは天使だったのか?
2014年1月3日、"関西の視聴率王"やしきたかじん(享年64)が、2年にわたる闘病生活(食道ガン)の末にこの世を去った。それから約10カ月後の14年11月7日――全国のたかじんファンが眉間にシワを寄せるような1冊の本が世に出た。たかじんとその三番目の妻・さくらの闘病生活を描いた『殉愛』(幻冬舎刊)だ。著者は、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのミリオンセラー作家・百田尚樹。「かつてない純愛ノンフィクション」とうたわれた同書は、発売当日に「中居正広の金曜日のスマたちへ」(TBS系列)で2時間にわたる特番が組まれ、勢いに乗って32万部(編集部調べ)に達するベストセラーとなった。この『殉愛』に疑惑の眼差しが向けられている。"ノンフィクション"と大見得を切ったものの、事実からかけ離れた"創作""嘘"が盛り込まれているからだ。1カ所や2カ所ではない。全編にわたって事実誤認が見られる、出版史上まれに見る"事故本"とさえいっていい。この物語――"ヒロイン"さくらを天使のごとき「聖人」に磨き上げるための物語――には、さくらを辛い目に遭わせる"悪役"が欠かせなかった。百田尚樹は、その"悪役"を、こともあろうにたかじんの実子である長女や親族、前妻、そしてたかじんの「ガン撲滅チーム」のメンバーとして2年にわたる闘病生活を支えたマネージャーのK氏、音楽プロデューサーのU氏に担わせたのだ。直接の取材がいっさいないままに――。本書は、およそ"ノンフィクション"とは呼べない『殉愛』を、あたかも"ノンフィクション"であるかのように書き、偽装し、販売し、そのいかがわしさに気づいている読者が大量に存在するのに、本格的な追及の動きがないことに苛いら立ったプロフェッショナルによって執筆・編集されている。中核となったのは「角岡伸彦」「西岡研介」の2人。いずれも関西出身の講談社ノンフィクション賞授賞作家である。そこに大手週刊誌の記者・編集者、テレビ・音楽業界関係者、法曹界関係者、ネット系ニュースサイト運営者が加わり、月刊誌『宝島』編集部が"管制塔"となって、業界横断的なネットワークを組んだ・・・百田さん、これが本物のノンフィクションやで!
<収録内容>
◆まえがき
◆プロローグ 殉愛騒動のてん末 百田尚樹の暴走
"美談"に吹き荒れる逆風
ネットに暴かれた婚姻歴の"隠ぺい"
さらに噴出した"疑惑"の数々
最大の疑惑「たかじんメモ」の真贋・・・ほか
◆第1章 『殉愛』の嘘 元マネージャーが語った「最後の741日」
たかじんとさくら氏の「出会い」
たかじんとK氏の師弟関係がわかっていない
「余命半年」の宣告はさくら氏だけが聞いていた?
たかじんが最後には入籍した真意・・・ほか
◆第2章 『殉愛』に貶められて たかじん前妻の述懐
『殉愛』の短絡的なたかじん像
「殴り合いの喧嘩」はたかじんの"作り話"
「結構グロいよ」なんて言ってません・・・ほか
◆第3章 『殉愛』が汚した"歌手やしきたかじん"
私たち親族とファンを傷つけた『殉愛』
入院直前まで続いていた親族との交流
<見舞いに来なかった>のではなく「行けなかった」
わずか20分間の遺骨参り
「偲ぶ会」から親族を"排除"しようとしていた人々・・・ほか
◆第4章 後妻「さくら」という生き方 前編
「たかじんさんを知らんなんて嘘、ですよ」
<単身アメリカに>など渡っていなかった
二番目の夫が明かした"本当のさくら"
「5000万円をポンと出してくれた」伯父の招待・・・ほか
◆第5章 後妻「さくら」という生き方 後編
2つの金庫のミステリー
1億円をさくらにバックしてほしい・・・見破られたメモの真贋
百田&さくら「あかるクラブ遺贈」2億円回収工作の内幕
百田尚樹が口にした致命的な一言
疑惑の「温井メモ」を筆跡鑑定してみた
「偽造私文書行使罪」(刑法161条)に問われる可能性・・・ほか
◆第6章 たかじんのハイエナ 関西テレビ界の罪
他界してもカネを生み出す"打ち出の小槌"
さくら夫人を支える2人のキーマン
テレビ業界にとっての"邪魔者"・・・ほか
◆第7章 週刊誌メディアの作家タブー
"作家タブー"を抱える週刊誌の醜態
さくら夫人に記事の改ざんを許した『週刊新潮』
百田の圧力で長女手記を潰した『週刊文春』・・・ほか
◆エピローグ 作家「百田尚樹」終わりの始まり
保守論壇のヒーローに祭り上げられ
直木賞コンプレックスと「安倍礼賛」
朝日批判以降、調子に乗りすぎた・・・ほか
◆「殉愛騒動」年譜
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