＜商品の情報＞
松竹ヌーヴェルヴァーグの始まりを告げる、巨匠・大島渚監督の鮮烈な青春映画!
『愛と希望の街』で監督デビューを果たした大島渚監督が、続いて美人局で金を稼ぐ若いカップルの破滅的道程を描いた鮮烈なる青春映画。
当時のフランスの映画運動に倣って松竹ヌーヴェルヴァーグという言葉が生まれるきっかけとなった作品であり、それまでの松竹映画のイメージを大きく覆すとともに大ヒットを記録。60年代初頭の政治思想などを背景に、若者特有の虚無感や、それゆえの暴走が見事に描出されている。

＜あらすじ＞
中年の男にホテルに連れ込まれそうになった真琴は、大学生の清に助けられた。その後ふたりはお互いをいたぶるかのように遊び、身体を重ねていく。清は人妻と不倫していたが、真琴のことが忘れられず、やがてふたりは同棲をはじめ、美人局で金を稼ぐようになる。しかし、まもなくして真琴が妊娠していることが発覚。子どもを堕ろせという清に反発し、真琴はアパートを出ていくが……。