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ベストセラー作家シドニー・シェルダンの原作を映画化
一人の男に運命を狂わされていく、二人の女の波乱に満ちた人生を描いたロマン大作

シドニー・シェルダンの代表作を映画化した、愛と激情の大河ロマン。同じ男を愛してしまう数奇な運命をたどる二人の女性を演じるのは『デッドマン・ウォーキング』のオスカー女優スーザン・サランドンと『さよならの微笑』のフランス女優マリー=フランス・ピジェ。監督は『1000日のアン』でゴールデン・グローブの監督賞に輝いたチャールズ・ジャロット。ミシェル・ルグランによって奏でられる華麗なる調べとともに、波乱万丈の壮大な物語が展開する。

●シドニー・シェルダンの原作はベスト・セラーとなり「ゲームの達人」とともに彼の代表作の1つとなった。小説を書く以前から、映画やTVの脚本家として活躍しており、映画『独身者と女学生』(47)ではアカデミー賞脚本賞を受賞している。彼の原作で映画化されているのは少なく、本作と「血族」をオードリー・ヘプバーン主演で描いた『華麗なる相続人』だけであり、TVドラマ向きの作品の方が非常に多く、日本でもいくつかドラマ化され話題を呼んだ。

●キャサリン役を演じるのは、『デッドマン・ウォーキング』(95)でアカデミー賞の主演女優賞獲得をはじめ、これまで5度主演女優賞にノミネートされた大女優スーザン・サランドン。ほか代表作は『ロッキー・ホラー・ショー』(75)、『アトランティック・シティ』(80)『さよならゲーム』(88)、『テルマ&ルイーズ』(91)、『ロレンツォのオイル/命の詩』(92)、『依頼人』(94)など。

●音楽は数々の映画音楽を生み出した巨匠ミシェル・ルグラン。『シェルブールの雨傘』(65)、『ロシュフォールの恋人たち』をはじめ、アカデミー賞歌曲賞を受賞した『華麗なる賭け』(68)(主題歌『風のささやき』)、作曲賞を受賞した『おもいでの夏』、音楽(編曲・歌曲)賞に輝いた『愛のイエントル』(83)など数々の映画音楽を創作した。

●撮影は『タワーリング・インフェルノ』(74)でアカデミー賞撮影賞に輝いたフレッド・コーネカンプ。本作でもパリ、ワシントン、アテネといった数々の地域で美しいシーンを映し出している。ほか代表作は『パットン大戦車軍団』(70)、『パピヨン』(73)など。

※本作品には、一部不適切と思われる表現が含まれる場合がありますが、ある特定の団体及び個人の方に対する攻撃や差別を意図するものではございませんので予めご了承下さい。

＜あらすじ＞
1939年、フランスはマルセイユ。美貌を備えながらも家が貧しいノエルは、モデルになるためパリに上京し、そこでアメリカ空軍中尉ラリーと出会う。恋におちた2人だったが、ラリーの休暇は終わり、3週間後にあるレストランで再会を約束した。しかし、3週間たってもラリーは現れず、ノエルは悲しみに暮れながらもモデルとして働くが、妊娠を知り自ら中絶を行なってしまう。その後、彼女は映画女優として新たなスタートを踏み始めていた――。一方、アメリカはワシントン。大学を卒業したキャサリンは秘書になるため、フレーザーのPR会社に就職。翌年、軍のPR映画を作るためハリウッド入りしたキャサリンは、そこでラリーと出会い、やがて結婚するが・・・・・・。