＜商品の情報＞
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4度目となる犬島での公演。今回の会場は豊島や小豆島、屋島、果ては高松まで、瀬戸内海を望む海水浴場で行いました。民俗学や生物学、考古学などをモチーフに、瀬戸内の島々、そこから連なる多島海の歴史を描きました。砂浜の突堤を活かし、全長20mを超す巨大な美術、対岸の島や航行する船の灯りなど、劇場での観劇とは全く異なる、体験する演劇です。

★瀬戸内国際芸術祭2013招聘作品。
★瀬戸内の島々が経験してきた長い物語を追体験する少年の物語。
★夕焼けから星空まで。瀬戸内海の島なみを背景に空の色の移り変わりも演出。
★海水を引き込んだ舞台のうえで、30名以上の俳優が語る海の記憶。

＜あらすじ＞
物語はワタルの亡き母への手紙で始まります。ほそい路地、トンネル、坂道。初めて来たはずのこの島に、なぜだかワタルは郷愁感を覚えるのです。成長したワタルは、ヒルコやカイと出会い、ともに遊んだり喧嘩したりしながら、"海の学校"で犬島のことや生き物のこと、そして、地球や人類の歴史を学びます。ある日、教室に水が流れ込み、"海の学校"があっという間にアジアの多島海へと変わると、ワタルはこの島が体験してきた、遠い記憶を知ることになります。