＜商品の情報＞
水郷の四季を通じて、厳しくも、儚くも、哀しい農民たちの生活を詩情豊かに感動的に綴った巨匠今井正監督リアリズムの最高峰!

絵のような日本の原風景。青き湖のほとり、風にそよぐ黄金色の稲穂。田園と水郷の四季を通して詩情豊かにつづられていく忘れがたい感動的名篇。
農家の次男・三男の問題を主軸に据え、追いつめられた零細農家の悲劇を詩情豊かな水郷風景の中に描いた名匠・今井正の珠玉の一篇。キネマ旬報1957年日本映画ベスト・テン1位。

＜あらすじ＞
田植えが終わり村祭りが行われる頃、村の若者たちは対岸の娘たちを冷やかす夜遊びに興じていた。田村次男も対岸に向かうが、黙々と働く千代を見かけ、淡い恋心を抱く。やがて次男は仙吉と帆曳きを始めるが、無鉄砲な仙吉は千代たちの境界線を越えて漁をするようになり…。