＜商品の情報＞
友情のためにあきらめた、秘めやかな恋との再会...。燃えあがる愛の葛藤。そして罪と罰...。
日本文学最高峰の古典に、俊英・森田芳光が見事に切り込んだ漱石ロマンの傑作。国内の多くの映画賞を獲得した。

『三四郎』『門』と並ぶ夏目漱石の恋愛3部作のうちの1作を、森田芳光が独自の美学の中に映像化した意欲作。キネマ旬報1985年日本映画ベスト・テン1位。

1985年11月9日劇場公開

＜あらすじ＞
生きるためだけに働くのは非人間的だとして"遊民"の生活を送る代助、社会に自分を合わせながら生きていく平岡。代助を愛し代助を待ちながら、夫である平岡との間で揺れ動く三千代。この三者の想いを、落ち着いた、それでいて時には火花の散るほど激しさをみせる画面と、なにげないセリフの中にみごとに描ききっている。