＜商品の情報＞
1969年6月に匿名製作された「ジガ・ヴェルトフ集団」の第四作。階級闘争と民主主義の勝利を西部劇という形式の中で描く。
主演のジャン・マリア・ヴォロンテは『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』などのマカロニ・ウエスタンで活躍した俳優で、当時イタリア共産党員としても活動を行っていた。女革命家を演じるアンヌ・ヴィアゼムスキーは当時のゴダールの妻である。映像(イメージ)と音(サウンド)を非同期的に用い、従来の映画文法を徹底的に分解していく手法は後のゴダール作品でさらに高められていくことになる。

＜あらすじ＞
挑発的で前衛的!徹底的に映画話法の破壊を試みた"ジガ・ヴェルト集団"の実験作。/五月革命の影響下で制作された実験的一作。映像(イメージ)と音(サウンド)を氾濫させた「西部劇」。最も美しい闘争映画。