＜商品の情報＞
あなたと生きていたい、この世界で――。
絶望に満ちた街角に立つ女が最後に与える光りとは・・・・・・?

低所得者の住む地方都市の一角に、売春婦として街角に立つ女がいた。彼女には触れた人の死期が分かるという超能力がある。そこに現れた一人の男。彼には女に会わなければならない理由があった。二つの人生が交差するとき、男女の寄る辺なき心の旅が始まる・・・・・・。ヒロイン・真生には『フィギュアなあなた』(13)で石井隆監督に見いだされ、日本映画界の新たなミューズとして注目を集める佐々木心音。真生に近づき復讐を果たそうとする男・立花には『さよなら渓谷』(13)などの名優・大西信満。監督は近作『ヘヴンズ ストーリー』(11)がベルリン映画祭国際批評家連盟賞&最優秀アジア映画賞のW受賞に輝き、国内外で評価の高い瀬々敬久がつとめる。他の誰かを救うためには自分の体を捧げることも厭わない――昨今の映画界を背負って立つ面々が、険しく尊い愛の道を描き出す!

2014年6月14日劇場公開(アルゴ・ピクチャーズ配給)
新宿ケイズシネマ 公開作品

＜あらすじ＞
かつて超能力少女として一世を風靡した真生(佐々木心音)は、スプーン曲げで使った一度きりのトリックが命取りとなり、表舞台から姿を消した。そして今、売春婦として生きる彼女は、死の迫った男たちのために体を差し出している。肌が触れることで相手の死期が分かる真生は、彼らの恐怖を少しでも取り除こうとしていたのだ。そんなある日、立花(大西信満)という男が現れ、真生の超能力を撮影したいと近づいてくる。彼の妻は生前真生に死期を予言され自殺していた。自らの超能力に傷つけられてきた女、妻の死ですべてを失い復讐をもくろむ男。反発しあう二つの魂はやがて寄り添い始めるが・・・・・・。