＜商品の情報＞
2014年アカデミー賞外国語映画賞サウジアラビア代表、ヴェネチア国際映画祭ほか各国にて受賞!
サウジアラビア初の女性監督が、因習の中に生きる少女の姿を通し、未来への希望を描く感動作!!

10歳のおてんば女の子・ワジダの夢
それは、男の子と自転車競走をすること
しかし、サウジアラビアでは、女性が自転車を乗ることさえも禁じられていて・・・

女性が卑下される国サウジアラビアで、ひとりの少女の愛らしく、したたかな闘いが、社会の壁を乗り越えてゆく!

■2014年アカデミー賞外国語映画賞サウジアラビア代表! 各国の映画祭で称賛の嵐を巻き起こした感動作!!
2012年ヴェネチア国際映画祭C.I.C.A.E.賞&CinemaAvvenire賞&インターフィルム賞、ロッテルダム国際映画祭批評家連盟賞、2013年ロサンゼルス映画祭観客賞、2013年ヨーテボリ映画祭観客賞など、世界の映画祭で数々の賞を受賞! そして、2014年アカデミー賞外国語映画賞のサウジアラビア代表に選出され、マスコミからの高評価も獲得、世界中が大絶賛!!

■サウジアラビア初! 若き女性監督ハイファ・アン=マンスールが、自身の体験を基に描いた珠玉の物語!
サウジアラビア初の女性監督ハイファ・アン=マンスール。映画館も無い、サウジの保守的な町で生まれ育った彼女が、慣習や規律に柔軟な子供の目線で、サウジ社会に生きる女性たちの厳しい現実や苦悩、様々な社会的矛盾を鋭くもしなやかに描き出す! また、“ヴァラエティ誌が選ぶ注目すべき監督10人”にも選ばれたマンスール監督に今後も要注目!!

■女性に厳しい制約の多い国・サウジアラビア。そんな社会規範をも乗り越える少女の姿に共感&感動!
肌の露出、車や自転車の運転、一人旅、ディスコに行く事、結婚式以外の集会への参加も禁止されるなど、女性には様々な厳しい制約の多い国・サウジアラビア。男尊女卑が未だに残るサウジアラビア社会で、ひとりの少女が巻き起こす勇気と未来への希望を映し出した物語に、女性なら誰しも共感し、胸を熱くすること間違いなし!

■映画館の設置が法律で禁じられているサウジアラビア国内で、全ての撮影を敢行! また、全役柄をサウジアラビアの俳優が演じた初めての長編映画!!

原題 WADJDA

2013年12月14日日本公開(アルバトロス・フィルム配給)
岩波ホール 公開作品

＜あらすじ＞
サウジアラビアの首都リヤドに住む10歳のおてんば少女、ワジダ。彼女は、男友達のアブドゥラと自転車競走がしたくて、母親に懇願するが、サウジアラビアでは女性が自転車に乗ることさえも良しとしない戒律があるために、全く相手にされない。そんなある日、雑貨店で綺麗な緑色の自転車を見つけ、どうしても欲しくなってしまったワジダは、自分でお金を貯めていつか手に入れることを誓う。そして、さっそく手作りのミサンガを学校でこっそり友達に売ったり、上級生の密会の橋渡しのアルバイトをしたりと、必至にアルバイト代を稼ぐ。しかし、自転車代の800リヤルには程遠い。落胆し、あきらめかけていたそんな時、学校でコーラン暗唱コンテストが行われることになったのだ。優勝賞金はなんと1000リヤル。コーランは大の苦手のワジダだったが、自転車を買うために迷わず立候補するが・・・。