＜商品の情報＞
パパに会いたい・・・家族の愛と再生の物語

◆美しく雄大な1本の木を通して描かれる、大切な人を失った家族の人生の物語。
突然父親を亡くした家族。庭にある大きなイチジクの木に父親の存在を感じ、木に登り、話しかけるようになる8歳の娘。最愛の夫を亡くし人生の目的を失う母親。それぞれに違った思いを抱える息子たち。1本の大きな木を通して、彼らの心の葛藤が、時にユーモラスに、時に幻想的に、時に激しく描かれる。

◆主演はフランスを代表する女優シャルロット・ゲンズブール!
突然夫を失い喪失感を抱える母親役はアイコン的存在から今やフランスを代表する女優として活躍しているシャルロット・ゲンズブール。少女っぽさを兼ね備えた等身大の母親を演じ、本来の魅力を存分に発揮する。また、娘役は本作がデビューとなる若干7歳のモルガナ・デイヴィスが瑞々しく、あどけなさを持ちながらも時に大人のような表情を見せる彼女に世界中が魅了された。

◆『優しい嘘』でカンヌの批評家週間賞を受賞したジュリー・ベルトゥチェリ監督作。本作はカンヌ国際映画祭のクロージング作品として上映。
息をのむほど美しく力強い映像で、ジュディ・パスコ―の小説を映画化。

原題 THE TREE

2013年6月1日日本公開(エスパース・サロウ配給)

＜あらすじ＞
庭に大きなイチジクの木が立つ家で、ドーンは夫と4人の子供達と共に幸せに暮らしていた。ところが突然夫が心臓発作を起こして亡くなってしまう。最愛の夫を亡くしたドーンは喪失感を抱え、子供達の世話どころか日常生活もままならない。8歳のシモーンは死の意味を理解できず、父親が死んだ時にぶつかった庭の木に「パパがいる」と木とおしゃべりを始め、母親を元気づけようと木にパパがいるという"秘密"を教えてあげるのだった。やがてドーンは生活を支えるため仕事を始め、雇い主のジョージとも親密になり徐々に明るさを取り戻していく。しかしシモーンは父親を忘れてしまったかのような母親の態度を気に入らず、なにかとドーンを困らせる。そして1年後、木の成長が家を圧迫し、とうとう切り倒さなくてはならなくなるが・・・。