＜商品の情報＞
年老いたマタギと少年は、雄大な自然の中、冬山奥深く宿敵の巨熊を追った!

巨熊との再会をひたすらに求める老マタギと、チビ犬を見事なマタギ犬に育てあげた孫との交流を描く。脚本は「堕靡泥の星 美少女狩り」の大和屋竺と後藤俊夫の共同執筆。監督は「こむぎいろの天使」の後藤俊夫、撮影は山崎尭也がそれぞれ担当。主演は西村晃、本作で毎日映画コンクールにて男優賞を獲得した。また本作が最後となった判淳三郎が特別出演している。マタギで有名な秋田県阿仁町の大自然の中で2年間に及ぶオールロケ、本物の巨熊を使っての決死の撮影を敢行。製作費1億8千万円を掛けて、リアルを追求したダイナミックな感動作が誕生した。

＜あらすじ＞
関口平蔵は古来からの慣習を守る一徹な老マタギ(=北国でクマなどの大型獣を捕獲する技術と組織をもち、狩猟を生業としてきた人をいう)だ。彼は、自分の顔に大きな傷を負わせた因縁のライバル巨大ワタリグマ(ツキノワグマ)を必ず自分でしとめると執念を燃やしていた。しかし、村の人々は誰もそんな熊などいるわけがないと、平蔵を信じなかった。また、かつて凄腕マタギだった平蔵だったが、仕留める獲物の数は激減し、視力が弱まり射撃の腕も落ちていた。そんなある日、相棒の老マタギ犬が死んでしまう。そこで孫の太郎と共に、ダメ犬の烙印を押されたチビ犬をマタギ犬に育てあげる決心をする。そして、村の女性が襲われる事件がおこり、平蔵はいいよいよマタギ人生にピリオドを打つ決意をし、チビ太と、どうしてもついて行くと言ってきかない太郎と共に"アイツ"との最終決戦のため山奥に入っていくのだった。