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17件の殺人容疑、実刑判決461年。
これが全米を震撼させた"アンカレッジ女性連続殺人事件"の全貌だ!

■全米震撼の実話が映画化
1983年アラスカ・アンカレッジで一人のビジネスマンが逮捕された。彼の名はロバート・ハンセン。12年間にわたり、24人以上の女性を計画的に拉致監禁したのち"人間狩り"という残忍な手口で殺害していた「アンカレッジ女性連続殺人事件」の犯人。461年の刑で、なんと今も刑務所に服役しているという。全米を震撼させたこの事件を基に、犯人の魔の手から逃げてきた唯一の女性を守りながら犯人逮捕に燃えるアラスカ州警察の部長刑事と、容疑者ハンセンの息詰まる攻防を見事なクライム・サスペンスとして完成させた。また、エンドロールに実際の被害者の写真を使用するなど、徹底したリアリティの追及も要注目。

■ニコラス・ケイジvsジョン・キューザック
家庭の問題を抱えながらも犯人逮捕に燃える部長刑事を熱演したのは、アカデミー賞俳優ニコラス・ケイジ。最近では『キック・アス』(10)、『ゴーストライダー2』(12)などアクション作品を中心に活躍している。対する容疑者ハンセンを演じるのは、演技派俳優ジョン・キューザック。善良市民の表の顔と凶悪犯の裏の顔を見事に使い分けている。『コン・エアー』(97)、『アダプテーション』(02)でも共演したハリウッドの2大スターが、鬼気迫る熱演を披露している。

■個性あふれる共演者たち
奇跡的に犯人のもとから逃れた17歳の娼婦役に『ハイスクール・ミュージカル』(06)のヴァネッサ・ハジェンズ、『サイレントヒル:リベレーション 3D』のラダ・ミッチェル、本作では製作も兼ねているカーティス・"50セント"・ジャクソンは、エミネムのレーベルからリリースした1stアルバムタイトルかつ半自叙伝的映画にもなった『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』への出演など、ラッパー、俳優、プロデューサーなど幅広く活躍している。

＜あらすじ＞
1983年アラスカ・アンカレッジ。モテールの部屋で手錠につながれ叫び声をあげている17歳の娼婦シンディが警察に保護された。ハンセンに疑いがかかるが、町の善良市民と言われている彼を疑う余地はなく事件は握りつぶされそうになる。しかし彼女を保護した警官は納得いかず、調書を州警察に送っていたのだった。その頃、身元不明の少女が遺体で発見された。担当していた退職間近の刑事ハルコムは、一連の事件と調書からハンセンをマークするのだが決定的な証拠がない。しかし、シンディには再び犯人からの危険が迫っていた…