＜あらすじ＞
騎兵少佐ブラディはある任務を帯びてテキサスのクラーク砦に向かった。当時、テキサスはキオワ族インディアンの猛威に悩まされていて、ブラデイは温和なセミノール族を使って奇襲部隊を作りキオワ族との闘いを制する作戦だった。砦の隊長ミード大佐はこの作戦に反対すが、陸軍省の命令で実行する権利を持っていたブラディは、セミノール族の酋長メイグロらと会い毎月集落へ食料を送るという条件で軍との協力を承諾させた。ブラディは訓練したセミノール族を率いてキオワ族との戦いに出撃していくのだが、彼に好意を寄せる砦の未亡人エレインの存在がブラディ一行を予期しない状況に巻き込んでいく。『ドン・ファンの冒険』(1949)、『栄光の星の下に』(1951)等で知られるジョージ・シャーマンの騎兵隊戦闘記。