＜商品の情報＞
七年の苦しみも、悲しみも、一粒の涙に耐えて 逝ける君・・・
舟木・和泉の最高コンビが求めつづける愛の絶叫!!

舟木一夫自身が企画し、大江賢次の原作を「友を送る歌」の監督西河克己が脚色・監督した純愛名篇。昭和41年度芸術祭参加作品。ファンに愛され続ける、舟木一夫の映画主演代表作!

舟木一夫が、原作に惚れこみ企画した純愛ドラマ。原作は鳥取県生まれの作家・大江賢次が発表した同名小説。日活では小林旭・浅丘ルリ子のコンビで映画化されており、二度目の映画化となった。監督は西河克己。昭和41年度の芸術祭参加作品となり、その完成度の高さから、舟木一夫自身も自負する、日活主演映画での代表作となった。ファンに永遠に愛され続ける、日本映画史上に輝く純愛名画! 主題歌「絶唱」は同年の日本レコード大賞歌唱賞を受賞し、大ヒットした。後年(昭和50年)、山口百恵・三浦友和のコンビでリメイクされた。

1966年9月17日劇場公開

＜あらすじ＞
太平洋戦争の影が日本を覆う中、山陰きっての大地主園田家の一人息子順吉(舟木一夫)は、帰省した時知り合った山番の娘・小雪(和泉雅子)を深く愛するようになった。順吉の父惣兵衛(滝沢修)は、順吉が大学に帰るや地主の権力で小雪の両親正造とサトに因果を含め小雪を他国へ追い出してしまう。しかし却って若い二人を近づけることになり、小雪の後を追った順吉は日本海の荒波と砂丘にはさまれた町で小雪と世帯を持つ。順吉は勘当されるが愛しあう二人は幸福だった。やがて順吉は出征した。小雪は順吉が戦地に行ってから、ヨイトマケ、トロッコ押しと男も及ばないような労働を次から次へとするのだった。小雪にとって唯一の喜びは、順吉の出発する晩、歌って送った“木挽唄”を歌うことだった。やがて終戦がやって来た。激しい労働に小雪はいつしか病に侵され病床の身となっていた・・・。