＜商品の情報＞
サム・ペキンパー『わらの犬』やウォルター・ヒル『ストリートファイター』などの編集担当を経て『アンダー・ファイア』『影なき男』といった硬派なアクション作品を堅実にまとめて定評のロジャー・スポティスウッド監督がベトナム戦下のラオスを舞台にしてとり上げた娯楽アクション。
主演はメル・ギブソンと当時25歳のロバート・ダウニー・ジュニア。
撮影は『バートン・フィンク』でコーエン兄弟と組むことになる前年の仕事となるロジャー・ディーキンス。

原題 AIR AMERICA

1991年2月16日日本公開(東宝東和配給)

＜あらすじ＞
1971年、ベトナム戦争下のラオス。アメリカCIAは秘密裏に物資を運ぶ民間航空会社エア・アメリカという組織を設立していた。そこへ集められた荒くれ者のパイロットたちの1人ジーン・ライアック(メル・ギブソン)は、新人パイロット、ビリー・コヴィントン(ロバート・ダウニー・Jr)とコンビを組むことになる。仕事は、食糧から亡命者、武装兵など何でも運ぶ。ある日、ビリーはエア・アメリカが裏で行っている麻薬の密輸を知ることになる。そのころ、アメリカ本土からダヴェンポート上院議員が視察にやってきた。麻薬の密輸を知られたくないルモンド少佐は、パイロットに罪を擦り付けようと考える。この策略に気がついたビリーとジーンは、蔓延する麻薬密輸の実態を暴くためエア・アメリカ社を敵に回すことになるが・・・。