＜商品の情報＞
大丈夫、人生はなんどだってやり直せる!中年おやじたちと老女の友情を愛おしく描いたハートフルドラマ。

2004年の『愛より強い旅』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞したトニー・ガトリフ監督によるハートウォ―ミングドラマ。社会になじめない「はみだしもの」たちを、愛おしく優しいタッチで爽やかに描き出した人気作。美しい南仏の浜辺を舞台に、妻に出て行かれたガスパール、幼い頃⺟親に捨てられたことで⼼に傷を負ったロバンソン、そして家族に置き去りにされた老婆ジャンヌの間に芽生える不思議な友情、そして愛情。ガスパールを演じるのは『ベティ・ブルー』のジェラール・ダルモン、ロバンソンを演じるのは『女はみんな生きている』のヴァンサン・ランドン、そして『ピエロの赤い鼻』のシュザンヌ・フロンが老婆ジャンヌを演じる。

＜あらすじ＞
南仏、プロヴァンス。妻に出て行かれた中年男ガスパールと、幼い頃父親に捨てられたトラウマから困っている人を過ごせないロバンソンは唯一無二の大親友。現在失業中の二人の夢は、海辺の廃屋を改築して小さな食堂をオープンさせること。二人は、昼間は廃屋の修繕作業、そして夜は食糧泥棒をして生活している。ある日、ロバンソンは姥捨てにあった老婆ジャンヌと出会う。自分も過去に捨てられた経験からどうしても彼女を放っておけないロバンソンは、ジャンヌを二人で暮らす家へ連れ帰る。ガスパールは初めは拒否するが、ロバンソンの懇願に負け仕方なく同居することに。次第に三人の間に友情が芽生えはじめ、軽食堂の修繕も着々と進んでいく。いよいよ食堂の開店も迫ったある日、ロバンソンは海辺で知り合った未亡人のローズに一目ぼれしてしまう。