＜商品の情報＞
姓は矢野、名は竜子! たった今――矢野組二代目の盃うけました
北九州は博徒の町で赤い血の色あざやかにお竜小太刀の花が咲く
女だてらに二代目継いで右に御存知・仕込み笛 左にピストルぶっ放す お竜シリーズ第四弾!
藤純子の“緋牡丹のお竜”でお馴染みの「緋牡丹博徒」シリーズ第四弾。

物語は、筑豊の鉄道敷設を背景に、お竜の“女”としての歓びと哀しみ、そして男勝りの度胸のよさと小太刀さばきを鮮やかに魅せるほか、たった一人の妹の行方を尋ねる流れ者の一匹狼・矢代幸次との交情を交えながら、二代目として生きるお竜の姿を描いていく。女親分として矢野一家を背負って立つ藤純子・お竜の拳銃と小太刀に、第一作、第三作に続きシリーズ三度目の出演となる高倉健が流れ者の一匹狼・幸次に扮してドスを手に大立ち回りを披露する痛快篇!

＜あらすじ＞
明治の中頃、九州・熊本、五木村に縄張りを持つ矢野仙蔵が殺されて一家は解散、渡世修業の旅に出ていた一人娘のお竜が、七年ぶりに故郷の熊本に帰ってきた。そんなお竜のもとに、元矢野一家の子分衆、道後の熊虎親分のもとから駆け付けた富士松、清吉らが集う。折しも九州筑豊地方は、炭田開発に伴い、筑豊鉄道の敷設工事が進行していた。お竜は、この工事を一手に引き受け、矢野一家の再興をはかるが・・・・・・。