＜商品の情報＞
緋牡丹の刺青に女を封じ、博徒の心意気と義理人情に美しく生きる緋牡丹お竜の、哀歓と活躍をスピーディに描いた。“緋牡丹博徒”シリーズ第3弾。

仕込笛とピストルさばきも鮮やかに、侠客道に華と咲く藤純子のお竜。一匹狼の渡世人・高倉健への胸に秘めた慕情や、お馴染み熊虎親分・若山富三郎、大阪堂万一家の女親分・清川虹子との心暖まる交流なども盛り込んで、お竜の義理と人情が美しく燃える痛快篇。

1969年2月1日劇場公開

＜あらすじ＞
明治中ごろの名古屋。熊本五木一家の再興を胸に秘めて、旅から旅へ渡世修業を続けるお竜が、熊虎親分からの添書を持って、名古屋で最も旧い家柄を誇る西之一家へ草鞋をぬいだことから物語は始まる。折しも、四年に一度の熱田神宮大祭の歓進賭博を一月後に控えた時期。この勧進賭博を仕切る者こそ名古屋一の貸元であり、代々西之丸一家が務めてきた栄誉ある行事だけに、一家は多忙を極めていた。そんな中、成り上がり者の金原一家組長・金原鉄之助が、名古屋での主導権を握ろう画策し、勧進賭博の胴元を巡って西之丸一家と対立。お竜もやがて、その争いに巻き込まれていく・・・・・・。