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列車の中の人々
レーベル
:
マーメイドフィルム
規格品番
:
KKBS-86
フォーマット
:
Blu-ray Disc
バーコード
:
4523215101585
国
:
日本 - Japan
発売日
:
2013年12月21日
収録内容
Blu-ray Disc
1
列車の中の人々
01:35:00
音楽[映画制作用]:タデウシュ・バイルド
その他:草刈かおり
脚本:ルドヴィカ・ヴォズニカ
出演:アンジェイ・マイ
脚本:マリアン・ブランディス
監督:カジミェシュ・クッツ
出演:イエジー・ブロツク
出演:マウゴジャータ・ヂエヂツ
出演:ダヌタ・シャフラルスカ
出演:ヤンナ・トラチク
クレジット
リリース概要
<商品の情報>
世界初Blu-ray化!
知られざる名匠クッツの長編第三作
1961年度ロカルノ映画祭銀帆賞受賞作
ほのぼのとした人情譚に包んで戦争の悲劇が暗示される、味わい深い群像劇
カジミェシュ・クッツが職人的手腕を発揮しつつ、作家的野心を随所に潜ませた名篇
カジミェシュ・クッツ監督の長編第三作。作家マリアン・ブランディスが1957年に発表した少年少女向けの短編小説「列車の中の少年」(未邦訳)に基づき、ブランディス自身と女性作家ルドヴィカ・ヴォズニカが共同で脚本を執筆した作品。ある早朝。一日に二台の列車しか停まらない田舎駅。初老の駅長カリンスキと若い女性の新米駅員が、通過列車を見送るために路線際に出たとき、列車の中から花束が一つ放り出される。花束が投げられた理由を知っている様子のカリンスキに、女性駅員が説明をせがむ。カリンスキは1943年秋に起こった出来事を回想する……。
クッツが実験的な前作『沈黙の声』(60)から作風を一変させた、ナチス占領期(ワルシャワ蜂起の約一年前)を背景とした一種の群像劇。しかし本作の主軸をなすのは喜劇色の漂う人情噺であり、思わぬ災難に遭ったおかげで束の間の運命共同体を形成せざるを得なくなった旅人たちの悲喜こもごもの人間模様が、細やかな日常観察を通して慎ましく語られる。同時に、乗客の中にパルチザンが紛れ込んだのではないかと疑ったドイツ人鉄道警察官がゲシュタポを召還し、アイデンティティを隠して列車の旅を続けるユダヤ系ポーランド人の受難が暗示されるなど、ナチ占領下のポーランドにおける緊迫した状況が点描される。本作で語られる人間群像は、最終的に第二次世界大戦下のポーランド社会の縮図として観る者に迫ってくるだろう。
<あらすじ>
1943年の秋。車輌トラブルのため、小さな田舎駅に取り残された乗客たち。待合室には、若い恋人同士のピョトルとアンカや幼い少女のマリルカとその叔母など、さまざまな事情の人々が翌朝の列車を待つ。ドイツ人の鉄道警察官は、駅長のカリンスキに乗客を追い払うよう命じるが、彼は何とか次善策を講じようとし、仲間に頼んで普段は通過するだけの貨物列車を駅に臨時停車させようと考える。カリンスキは密かに闇商人と謀って、鉄道警察官を酒で酔わせ、その間に貨物列車に客たちを乗せようとする。だが、酔って乗客たちとトラブルになった鉄道警察官は、乗客全員がパルチザンだと決めつけ、ゲシュタポに電話して逮捕の応援を頼んだ後、酔い潰れて眠り込んでしまう。果たして乗客たちは無事に貨物列車に乗る事ができるのか?
世界初Blu-ray化!
知られざる名匠クッツの長編第三作
1961年度ロカルノ映画祭銀帆賞受賞作
ほのぼのとした人情譚に包んで戦争の悲劇が暗示される、味わい深い群像劇
カジミェシュ・クッツが職人的手腕を発揮しつつ、作家的野心を随所に潜ませた名篇
カジミェシュ・クッツ監督の長編第三作。作家マリアン・ブランディスが1957年に発表した少年少女向けの短編小説「列車の中の少年」(未邦訳)に基づき、ブランディス自身と女性作家ルドヴィカ・ヴォズニカが共同で脚本を執筆した作品。ある早朝。一日に二台の列車しか停まらない田舎駅。初老の駅長カリンスキと若い女性の新米駅員が、通過列車を見送るために路線際に出たとき、列車の中から花束が一つ放り出される。花束が投げられた理由を知っている様子のカリンスキに、女性駅員が説明をせがむ。カリンスキは1943年秋に起こった出来事を回想する……。
クッツが実験的な前作『沈黙の声』(60)から作風を一変させた、ナチス占領期(ワルシャワ蜂起の約一年前)を背景とした一種の群像劇。しかし本作の主軸をなすのは喜劇色の漂う人情噺であり、思わぬ災難に遭ったおかげで束の間の運命共同体を形成せざるを得なくなった旅人たちの悲喜こもごもの人間模様が、細やかな日常観察を通して慎ましく語られる。同時に、乗客の中にパルチザンが紛れ込んだのではないかと疑ったドイツ人鉄道警察官がゲシュタポを召還し、アイデンティティを隠して列車の旅を続けるユダヤ系ポーランド人の受難が暗示されるなど、ナチ占領下のポーランドにおける緊迫した状況が点描される。本作で語られる人間群像は、最終的に第二次世界大戦下のポーランド社会の縮図として観る者に迫ってくるだろう。
<あらすじ>
1943年の秋。車輌トラブルのため、小さな田舎駅に取り残された乗客たち。待合室には、若い恋人同士のピョトルとアンカや幼い少女のマリルカとその叔母など、さまざまな事情の人々が翌朝の列車を待つ。ドイツ人の鉄道警察官は、駅長のカリンスキに乗客を追い払うよう命じるが、彼は何とか次善策を講じようとし、仲間に頼んで普段は通過するだけの貨物列車を駅に臨時停車させようと考える。カリンスキは密かに闇商人と謀って、鉄道警察官を酒で酔わせ、その間に貨物列車に客たちを乗せようとする。だが、酔って乗客たちとトラブルになった鉄道警察官は、乗客全員がパルチザンだと決めつけ、ゲシュタポに電話して逮捕の応援を頼んだ後、酔い潰れて眠り込んでしまう。果たして乗客たちは無事に貨物列車に乗る事ができるのか?
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