＜あらすじ＞
突然失踪した息子を追って、一人立ち向かう元CIA捜査官のベッカ。しかし、彼女を待っていたのは驚愕の事実だった。ベッカとポールは夫妻ともに優秀なCIA捜査官だった。しかし、夫は幼い息子の前で、車に仕掛けられた爆弾で殺される。以後、ベッカはCIAを辞め息子マイケルと平穏な日々を送り、成長したマイケルは建築を学ぶためローマに留学する。ところが、マイケルが留学先のローマで突然失踪。マイケルを追ってベッカは渡欧する。息子の失踪に何らかの犯罪組織がからんでいると察知したベッカは、過去に培った特殊スキルや人脈を駆使し、見えない敵に挑む。なかなか正体を現さない謎の組織に翻弄され、古巣のCIAから追われながらも、ローマ、パリ、ウィーン、プラハとヨーロッパ中を駆け巡り、少しずつ真相に近づくベッカ。そして待ちうける国際的な陰謀と衝撃!一人の生身の母親として、愛する息子の救出にかけるその執念に、限界という文字はない!!