＜商品の情報＞
スター歌手を目前に堕ちた女、刺青―それは男たちを惑わす妖しいドレス

『天使のはらわた 赤い教室』『新宿乱れ街 いくまで待って』の名匠、曽根中生監督が谷崎潤一郎文学をにっかつロマンポルノで映画化。
脚本は『後から前から』『双子座の女』の那須真知子。

1984年12月22日劇場公開

＜あらすじ＞
歌手の麻美(伊藤咲子)は大コンサートを翌日に控えたある日、財閥の一人娘、典子(沢田和美)と間違われ、3人組の粗暴な男たちに誘拐される。しかし、人違いだということに気が付いた彼等は、麻美の白い柔肌に刺青の烙印をおしてクズ同然に処分しようとする。苦悶の表情を浮かべ抵抗する麻美だったが、背中一面に立派な刺青を彫られてしまうのだった…。そんなある日、麻美の歌と美貌に魅かれながら過去に彼女を陥れたことのある芸能リポーターの野村(木之元亮)は、SMクラブで働かされ、変わり果てた姿になった麻美と再会する。歌手としての麻美に惚れていた野村は、「必ずお前をカムバックさせてみる」と麻美を粗暴な男たちの元から連れ出す。しかし野村の熱意とは裏腹に、麻美は自堕落な女を演じ続け野村を追い詰めていくのだった…。