＜あらすじ＞
芝二郎は、38歳の夏、ニートを脱して「労働者」になっていた・・・
母・鞠子(藤田弓子)が仕掛けた作戦と、従弟の財部(高橋洋)や叔父の重雄(志賀廣太郎)の協力によって、脱ニートに成功した38歳、芝二郎(佐藤二朗)。相棒のマメシバ一郎と共にそれなりの一人と一匹のアパート暮らしを満喫していた。二郎はペットショップ勤務。常軌を逸した変人の二郎はすぐに駄菓子屋に行ってはサボるし、客にたいしても相変わらずの減らず口で、同僚の真田まちこ(南沢奈央)とも衝突ばかりしていた。そんなある日、店長の影虎(高橋直純)から次のステップの為にしつけ教室の担当を言い渡されるが、得意の屁理屈で完全拒否。長年培った「ニート魂」はそう簡単に覆せるものではなかった・・・。