＜あらすじ＞
1240年、若き王子アレクサンドルが統治する中世ロシアのノヴゴロド公国。東からはモンゴル帝国に、そして西からはドイツとスウェーデンからなる北方十字軍に領土を狙われ、一触即発の危機にあった。ある日アレクサンドルは山賊に襲われていた十字軍騎士ヴェルヴェンを救出し城に迎える。しかし北方十字軍のスパイであったヴェルヴェンはこれを機にアレクサンドルに反目する伯爵たちと通じ、ノヴゴロド公国制圧のための要衝であるネヴァ川一帯の地図を入手。アレクサンドルはその企みに気づくが、あえて地図を敵の手に渡すがままにした。逆に十字軍がどこを通って侵略してくるかを予想し返り討ちを仕掛けるのだ。その後も毒殺や裏切りなど様々な危機を潜り抜けながら来るべき決戦に備えるアレクサンドル。1240年7月、ついにその時がきた。敵将ビルゲル率いる巨万のスウェーデン軍船がネヴァ川を上ってきた。対するアレクサンドルはわずかな数の兵士たちを率い奇襲の瞬間をうかがう。こうして歴史に名を残すネヴァの戦いの火蓋が切って落されれた!