＜あらすじ＞
''オルフェーヴル河岸36番地''―そこは熱き男たちの信念が激しくぶつかり合う、パリ警視庁。捜査方法の無謀さが仇となり、刑務所に放り込まれてしまった熱血漢の刑事ヤックは刑期を終えて出所してきた。長年、同警視庁内でトップ争いをしてきた殺人班のコンスタンティン。かつてふたりは親友、そして良きライバルとして、警視庁内誰しもが認める最強タッグを組んでいたが、ヤックが収監されている間にコンスタンティンはみるみる警視庁内トップに上り詰めていった。ある日、パリ市内を牛耳るマフィアのボス・ドミニクが逮捕されるが、警察内のミスにより釈放されてしまう。時を同じくして、ヤックと常に行動を共にしてきた相棒ルイが何者かの銃弾を受けて死亡。ヤックは親友の死に正気を失い、復讐を果たすためドミニクに近づき、無謀にも潜入捜査を開始する。ある日、ドミニクの強盗計画の情報を入手したコンスタンティンは現場へ急行するとドミニクの横にはヤックの姿が…。