＜商品の情報＞
小津安二郎監督生誕110年記念
最新鋭のデジタル技術でリマスター修復され、“小津カラー”がよみがえる。
第66回カンヌ国際映画祭クラシック部門に選出、プレミア上映されたニューデジタルリマスター版が、早くもブルーレイで登場!

老いと孤独という深刻なテーマを喜劇的に描いた、小津安二郎の遺作。

■これが本当の“小津の色”!
小津監督が好んだアグファカラー(ドイツ製フィルム)の特性、特に赤系統の発色の再現性を重視するなど、小津組スタッフの監修により、小津が意図した色彩が鮮やかに蘇りました。

●本編には、英語字幕・日本語字幕も収録!

■2013年5月、第66回カンヌ国際映画祭クラシック部門に選出
是枝裕和監督やジャ・ジャンクー監督によるスピーチとともにワールドプレミア上映され、大きな反響を得ました。

■男手一つで育てた娘を嫁に出す父(笠智衆)の気持ち、嫁に行く当の娘(岩下志麻)の心情を細やかに描き出す。仲のいい初老の紳士たち、うらぶれ老いた恩師とその娘、父の海軍時代の部下、戦後的な兄夫婦など、主筋以外の点描も余裕に満ちて見事。

＜あらすじ＞
平山は妻に先立たれ、家事一切を娘の路子に頼っていた。同窓会に出席した彼は、酩酊した恩師を送っていく。そこで会ったのは、やもめの父の世話に追われ、婚期を逃がした恩師の娘。平山は路子の縁談を真剣に考えるようになる。