＜商品の情報＞
■森田芳光監督が『家族ゲーム』に続いて手がけた異色作サスペンス!
本作公開の前年、『家族ゲーム』('83)で日本アカデミー賞ほか数々の映画賞を受賞し、一躍、時代の寵児となった森田芳光監督の同作に次ぐ作品。沢田研二扮する孤高のテロリストが宗教家暗殺に失敗するまでの過程を、男二人、女一人という奇妙な共同生活を軸に描サスペンスドラマ。

■『太陽を盗んだ男』『魔界転生』で俳優としても高い評価を得た沢田研二・主演作!
当時、歌謡界のスーパースターで、『太陽を盗んだ男』('79)『魔界転生』('81)で映画俳優としても高い評価を得ていた沢田研二が、丸山健二の原作を気に入り、森田監督に映画化を打診して実現した。壮絶で衝撃的なラストシーンが話題となった。

■1984年度アジア太平洋映画祭助演男優賞(杉浦直樹)を受賞!
杉浦直樹、樋口可南子、日下武、岸部一徳、矢崎滋、加藤治子、宮本信子ほか豪華キャスト競演。テロリストと共同生活を送る自称、歌舞伎町の医者・大倉を演じた杉浦直樹は、本作で「アジア太平洋映画祭助演男優賞」を受賞!

1984年2月18日劇場公開(日本ヘラルド映画=ヘラルドエース=にっかつ共同配給)

＜あらすじ＞
謎の組織の指示を受け、海辺の町の別荘にやってきた寡黙な男・工藤。そこには彼の世話をするために雇われた、自称、歌舞伎町の医者・大倉が待っていた。静かな共同生活を始める彼らに、もうひとり、組織から派遣された若い女・梢が加わる。ある日、大倉は、急速に勢力を伸ばしつつある新宗教の会長がこの町にやってくることを知る。工藤はこの会長を暗殺するための刺客だったことを察する大倉。次第に、3人の緊張は高まっていく・・・。