＜商品の情報＞
蒸気機関車でロッキー山脈を越えろ! 黄色いドレスのマリリン・モンローも歌って踊る。これぞハリウッド! これぞミュージカル西部劇!

●アカデミー賞女優アン・バクスター主演のミュージカル・コメディ西部劇の最高傑作! 荒野の踊子マリリン・モンローも魅力満開!

●主演は『剃刀の刃』(46)でアカデミー助演女優賞を受賞、『イヴの総て』(50)でも主演賞候補となったアン・バクスターと『ショウほど素敵な商売はない』(54)『ラスヴェガスで逢いましょう』(56)『ペペ』(62)のミュージカルスター、ダン・デイリー。

●監督は『結婚しましょう』(51)『紳士はブルーネット娘と結婚する』(55)のリチャード・セイル。脚本のメアリー・ルースはリチャード・セイルの妻で2人はコンビで『ママは大学一年生』(49)フランス航路』(54)などを執筆した

●音楽は『牛泥棒』(43)『高原の白馬』(45)『結婚しましょう』『恋愛アパート』(51)『帰らざる河』(54)『野郎どもと女たち』(55)『バス停留所』(56)のシリル・モックリッジ。

●駅馬車会社の刺客ダコタを演じたロリー・カルホーンは、乗馬中にアラン・ラッドと知り合い映画界入りした美男スター。20世紀フォックスで『わが心に歌えば』(52)『百万長者と結婚する方法』(53)『帰らざる河』(54)などに出演。60年代にはイタリアへ渡り『ロード島の要塞』(61)『豪快! マルコ・ポーロ』(63)などの大作史劇に主演した。

●機関士のスウィーニー役のウォルター・ブレナンは『リオ・ブラボー』(59)でダイナマイトを投げる看守役が有名だが、『大自然の凱歌』(36)『西部の男』(40)などでアカデミー助演男優賞に3度輝いている名優。

●ダコタの手下ファルゴ役は、『ヴェラクルス』(54)『OK牧場の決斗』(57)『ウエスタン』(68)などで印象的なギョロ目俳優ジャック・イーラム。

●撮影が行われたコロラド州のデンバー・アンド・リオグランデ鉄道は1969年に廃止されたが、現在もデュランゴ・シルバートン狭軌鉄道として観光列車として蒸気機関車を走らせている。本作のほかにも『八十日間世界一周』(56)『明日に向って撃て!』(69)などでも撮影に利用された。

原題 A Ticket To Tomahawk

1951年12月14日日本公開(セントラル配給)

＜あらすじ＞
1876年、コロラド州エピタフに開通を間近に控えたトマホーク西部鉄道の蒸気機関車が到着した。期限までに100キロ先のトマホークの町まで少なくとも乗客一人を運ばなくては鉄道事業は認められない。ところが線路がまだ60キロも未完成な上、鉄道に反対する駅馬車会社が妨害を始めた。さらに途中には野蛮なネイティヴ・インディアンのアラパホ族が待ち受ける。エピタフの保安官の孫娘キットは、たまたま乗り合わせた行商人ジョニーや駅馬車会社の息のかかったガンマン・ダコタ、中国人の洗濯屋や踊子たちと共に、蒸気機関車を引いてロッキーを越える旅に出発することになる。