＜商品の情報＞
移りゆく京の四季に映す微妙に揺れる娘ごころ!
川端康成の原作を名匠・中村登監督が岩下志麻を主演に映画化。
音楽は武満徹。

1963年1月13日劇場公開

＜あらすじ＞
京呉服問屋の一人娘として何不自由なく育てられた千重子(岩下)は、中学生の時、両親から「お前は私たちの本当の娘ではない」と知らされる。だが、育ての親との仲は変わらずに睦まじかった。千重子は清滝川の上流にある村が好きでよく訪れたが、ある日、そこで北山杉を磨いている自分とそっくりの苗子(岩下)を見つけた。祗園祭の宵宮で再会した二人は双子の姉妹だと知る。西陣の織元の息子(長門)から求婚された苗子はことわってしまう。それは…。