米国を代表する産業ロック・バンドによるコロンビア・レコードから発表された6枚目スタジオ・アルバムです。THE CARSやQUEEN等を手掛けたジェフ・ワークマンと後にEUROPEやMR.BIG等を手掛けるケヴィン・エルソンを共同プロデューサーに迎え、全米8位のヒットを記録、全世界で300万枚以上を売り上げました。色鮮やかなジャケットに目を奪われますが、内容の方も充実しており、演奏陣のプレイもさることながら、スティーヴ・ペリー(Vo)の歌唱は特に絶品です。全米23位を記録した明朗でキャッチーなコーラスの1.ANY WAY YOU WANT ITが突出しておりますが、小気味良いブルース・ソング2.WALKS LIKE A LADY、スティーヴとグレッグ・ローリーの(Key)のツイン・ヴォーカルが聴ける3.SOMEDAY SOON、ギターとハーモニカが軽快な5.PRECIOUS TIME、MOTLEY CRUEの「LOOKS THAT KILL」の元ネタのようなギター・リフの6.WHERE WERE YOU、情念のこもった歌声とギターを聴かせるバラード7.I'M CRYIN'、メロディアスで優しげな11.STAY AWHILEも好曲です。