＜商品の情報＞
現存する「忠臣蔵」映画のオリジンそして頂点!見せ場の連続、豪華時代劇キャストによる「忠臣蔵」の決定版!

「日本映画の父」といわれるマキノ省三が1928年に畢生の大作として制作した『実録忠臣蔵』はフィルム焼失により未完成となる。不運のうちに翌年この世を去った省三10周忌を記念して、マキノゆかりの映画人が結集して当時可能な限りのオールスターで映画化した時代劇巨編。まさに本作こそが映画「忠臣蔵」の古典として輝く作品!省三の息子であるマキノ正博と池田富保が監督。大石内蔵助には阪東妻三郎・片岡千恵蔵・嵐寛寿郎ら豪華主役陣がそれぞれ一人二役に挑んでいる。時代劇オールスターとマキノゆかりのスタッフが、「日本映画の父」の敵討ちを見事に成し遂げた「忠臣蔵」映画の頂点!
尚、現在残っているプリントは、昭和31年12月12日再公開のもので、初公開時19巻だったものが12巻になっている。「忠臣蔵」の様々なエピソードが、豪華なキャストと力みなぎる演出で、次から次へとお馴染みの名場面の連続で展開され、歌舞伎などの脚本演出も吟味して味付けされた、まさに「忠臣蔵」の面白さが満載の、ベストオブ「忠臣蔵映画」となっている!

＜あらすじ＞
元禄14年、勅使饗応役に任命された赤穂藩主・浅野内匠頭は、指南役の吉良上野介の度重なる嫌がらせに堪忍袋の緒が切れ、江戸城中の松の廊下で吉良に斬りつけるという刃傷沙汰に及ぶ。内匠頭は切腹、浅野家は断絶を命じられ、大石内蔵助ら家臣たちは城を明け渡す。浪士となった彼らは、敵や世間の目を欺きながら、仇討ちの機会を窺う。遂に翌15年12月14日、吉良邸への討ち入りを決行する!