＜商品の情報＞
黒澤明、フェデリコ・フェリーニと並ぶ世界的巨匠イングマール・ベルイマン監督、ハリウッドを代表する世紀の女優イングリッド・バーグマン、スウェーデン出身の二人が激しく格闘した映画史上に輝く奇跡の映画!

「同じ名字どうし、ともに映画をつくろう」と意気投合したバーグマンとベルイマン(バーグマンはスウェーデン流の発音ではベルイマンと読む)。彼女は、かつて不倫の末にハリウッドを捨てた自身に重なるような役柄に抵抗を示したが、完成披露されるや「イングリッド・バーグマンの人生で最高の演技」と絶賛された(バーグマンはこの後に引退し、1982年8月29日、67歳で他界)。相手役にベルイマンのパートナーのリヴ・ウルマン、撮影にはタルコフスキーやウディ・アレン作品でも知られる名匠スヴェン・ニクヴィスト等ベルイマン組がかためている。

1978年 ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞受賞、全米映画批評家協会賞主演女優賞、ニューヨーク映画批評家協会賞主演女優賞、アカデミー外国語映画賞ノミネート

＜あらすじ＞
ノルウェー北部の田園地方。牧師館で、夫ヴィクトールと静かに暮らすエーヴァ。彼女は7年も会っていない母シャロッテを自宅に招く。世界的ピアニストのシャロッテは老いても美しく華やかだった。再会した母子、しかしシャロッテはエーヴァから、脳性麻痺の妹ヘレーナが同居している事を知り、ショックを隠せない。夕食後、シャロッテはエーヴァに、ショパンのプレリュードを弾いてみせる。そして夜が更け、エーヴァは幼少から抱き続けた怒りを母にぶつけるのだった。自分を玩具のように扱い、家族を省みず、駆け落ちしたこと。自分を糾弾する娘に、シャロッテもまた自己の本心を語りだす…。