＜商品の情報＞
郷ひろみ主演の話題作が、待望の初DVD化!
国際スター・三船敏郎や、夏八木勲、岩城滉一、山田辰夫、成田三樹夫ら、個性的な演技派が出演、緊迫感あふれるドラマを支えている。
巨匠フランシス・レイが、初の日本映画に挑戦!

1985年3月2日劇場公開(松竹=松竹富士配給)

＜あらすじ＞
霧の中を男がやってくる。片手に色褪せたナップザックをぶらさげ、7年間の刑務所暮らしを終えて、奴が帰ってきた。
彼―――早瀬俊夫は27才になっていた。青春のいい時期に、彼は2人の人間を殺し、自分自身の人生を棒に振ってしまったのだった。「人が10年かかるところを、3年でやってみせる・・・」俊夫は金のためなら何でもやる汚い総会屋、立花の事務所で、銀座のクラブを経営する市川多恵子に出会い、彼女が西麻布に開店した高級クラブ“宵待草”のバーテン兼用心棒となった。
やがて、俊夫は自らの計画を実行に移しはじめた。手始めに、自分の店を出すこと。彼の野望は、一つずつ達成されていった。そんな時、俊夫は立花と多恵子がほしがっている森山ビルの譲渡権利書の話を耳にした。立花を出し抜いて、俊夫と手を組もうとする多恵子。そして立花には立花の思惑が。
立花と多恵子に動かされ、俊夫が森山ビル獲得の為に動き出した。綿密な下見を重ね、いよいよ計画が実行に移される。ついに譲渡権利書を手に入れ、すべての野望は達成されたかにみえた俊夫の運命は、時計の歯車が狂うかのように、破滅への道を進むのであった。そして予期せぬフィナーレが・・・。