＜あらすじ＞
必殺仕掛人
鍼医者・藤枝梅安は、金を貰って悪人をこの世から消す''仕掛人''である。ある日梅安は、仕掛人の本締・音羽屋半衛門からある女の仕掛の依頼を請ける。だが、この女には梅安でさえも知ることの出来ない秘密があった… 池波正太郎の傑作短編「おんなごろし」「梅雨の湯豆腐」「縄張り」の三篇をベースに、金で''仕掛け''を請け負い、人の恨みを晴らす''仕掛人''の活躍を描く「必殺仕事人」シリーズの第1作目。

必殺仕掛人 梅安蟻地獄
なじみの料理屋・井筒を出てきた梅安を謎の男が襲った。間一髪でその刀を避けると、男は江戸の街の闇の中に消えていった。数日後、音羽屋半衛門の依頼を請けて仕掛けの的、伊豆屋長兵衛を探る梅安の前にあの男が現れた… 池波正太郎の原作「梅安蟻地獄」をもとに、卑劣な悪人を闇に葬る仕掛け人をダイナミックに描く「必殺仕掛人」第2作目。

必殺仕掛人 春雪仕掛針
漆問屋、小津屋に盗賊が押し入り、一家が惨殺された。音羽屋半衛門から盗賊一味の仕掛けを依頼された梅安は、一味の動向を探る。一味の首領の顔を見て梅安は驚愕する。その首領は、かつて梅安が愛した女だった… 自分が愛した女を仕掛けなくてはならない仕掛け人の苦悩を描く「必殺仕事人」第3作目。