＜商品の情報＞
私の名はハナ、咲いた咲いたのハナ…! 松本清張の旅情とミステリー

少年が旅の女に出逢ったとき、天城に殺意が流れた!(キャッチフレーズより)
少年とハナの出逢いが生んだ、哀しい天城越え!

思春期を迎えた少年の微妙にゆれる心理を、現代とのカットバックで真相を明かし、人間の原罪を暴いていく。ロマンに満ちた作風で清張版「伊豆の踊り子」とも呼べる初期の作品の映画化。

1959年に短編・中編集「黒い画集」の一編として発表された松本清張の名作短編を、野村芳太郎のプロデュースのもと、加藤泰に師事した三村晴彦が長編劇映画初監督作として手がけた。

1983年2月19日公開

＜あらすじ＞
十四歳の少年が母の情事を目撃、裏切った母を許せず、一人旅をする。天城峠で少年が出会ったのは、やさしい娼婦・ハナだった。やがてその一途で純粋な心が、不条理ともいえる殺人までにエスカレートする。