＜商品の情報＞
渡世人・アキラ、激烈な愛と宿命の任侠魂! 大正ロマン香る清順アクション
花も血も舞う鉄火の道に、男度胸の恋しぐれ!
情無用の街に哭くアキラ、怒濤の仁侠超大作!

大正ロマン香る浅草を背景に、渡世人の激烈な愛と宿命の仁侠魂を描いた、仁侠アクション大作! 燃える男の意地と熱血が爆発する豪華絢爛作品。ヤクザくずれの熱血漢アキラが、謎の殺し屋・川地民夫との対決、松原智恵子・久保菜穂子とのあでやかな恋の色模様を繰り広げる。カンヌ映画祭で発表されたジョン・ウー監督のリメイクにより、世界中で再注目を集める鈴木清順監督が、大正ロマン溢れる浅草の粋な風景の中で、絢爛なる侠客世界を作り上げた記念碑的傑作!

1964年2月8日公開作品

＜あらすじ＞
頃は大正半ばの浅草、尾形菊治(小林旭)は、東京湾埋立計画で賑わう村田組の飯場で土工たちの人望を得ていた。ある夜菊治は村田組の小頭桜田(深江章喜)と乾分に襲われた。これを見ていた馬族芸者万竜(久保菜穂子)に助けられたが、反対に桜田にその度胸のよさをかわれた。村田組とは大東電力の工事をめぐってライバルである玉井組の賭場へのりこんで菊治は一勝負挑んだ。とそこへかつて浅草六区で格闘寸前となった、不気味な殺し屋風の吉村(川地民夫)と再会した。そんなある日菊治は政財界の巨頭重山音蔵(滝沢修)に気にいられ、組の小頭にとりたてられた。一方玉井組の組長は無法者の井沢(宮部昭夫)がたち、しかも万竜に思いをよせているとあって組の間は険悪になった。悪どい手段でことごとに挑戦する井沢を菊治は面詰した。万竜にはねつけられ逆上した井沢は菊治を半殺しにしようとしたがまたも万竜の好意ですりぬけた。大東電力の工事利権は、ようやく村田組の手に入った。広大な埋立地はたちまちにして修羅場と化した!