＜あらすじ＞
三つの「愛」が天国の扉を開き、今ひとつになる――
妻がこの世を去って空虚感に苛まれるミンギュ(キム・スロ)。
彼は妻が最後まで抱きしめていた赤いカバンを探しにいく。
闘病中の母、そして最後の希望を捨てることのできない娘のミミ(キム・ジウォン)。
彼女は母の骨髄移植寄贈者を待っている。しかし彼女が見つけた適応者は恋人を殺した手配中の殺人犯。
希望を捨てきれない彼女は警察署に毎日出勤、警察と共に男を捜し始める。
祖父が想い続けてきた初恋の人に出会うジウク(キム・ドンウク)。
彼は毎日渋滞に苛まれるタクシー運転手だ。妻の名前を忘れた認知症の祖父が絶対に忘れられない初恋の人の話を聞き、初恋の相手を捜しにいく。