＜商品の情報＞
これこそが、本物のスパイ映画だ。
派手な銃撃戦やアクションは一切なく、あるのは熾烈な情報戦を生き抜くスパイたちの、徹底した〈リアル〉だけ。

アカデミー賞3部門〈主演男優賞(ゲイリー・オールドマン)、脚色賞、作曲賞ノミネート

原作は、作家ジョン・ル・カレの「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」。

主人公スマイリーに、第84回アカデミー賞主演男優賞にノミネートのゲイリー・オールドマン。
幹部の一人、ビルをコリン・ファースが演じ、トム・ハーディ、ジョン・ハートほか、英国の名優が顔を揃えた。

監督は、『ぼくのエリ 200歳の少女』で国際的に注目されたスウェーデンのトーマス・アルフレッドソン。

ブリジット・オコナーとピーター・ストローハンがアカデミー賞脚色賞に、ペドロ・アルモドバル作品やルカレ原作『ナイロビの蜂』も手がけたアルベルト・イグレシアスが同賞作曲賞にノミネート。

原題 TINKER TAILOR SOLDIER SPY

2012年4月21日日本公開

＜あらすじ＞
東西冷戦下、英国情報局秘密情報部MI6とソ連国家保安委員会KGBは熾烈な情報戦を繰り広げていた。ある策略により、英国諜報部＜サーカス＞を去ることとなった老スパイ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)の元に、困難な任務が下される。それは、長年に渡り組織の幹部に潜り込んでいるソ連の二重スパイ＜もぐら＞を捜し出すこと。標的は組織幹部の4人、＜ティンカー(鋳掛け屋)、テイラー(仕立屋)、ソルジャー(兵隊)、プアマン(貧乏人)＞。過去の記録を遡り、証言を集め、容疑者を洗いあげていくスマイリー。浮かび上がるソ連の深部情報ソース＜ウィッチクラフト＞、そしてかつての宿敵、ソ連のスパイ＜カーラ＞の影。やがて彼が見いだす意外な裏切者の正体とは―。