＜商品の情報＞
男には忘れられない女がいた・・・。
高倉健主演、大人の愛を詩情豊かに描いた日本映画の名作!

ユーモア小説で知られた山口瞳の同名小説を原作に、『駅 STATION』の降旗康男監督が忠実に映画化。高倉健が過去の恋人への思いを断ち切れない、居酒屋の主人を演じる。妻役に、映画初主演となる加藤登紀子、元恋人に大原麗子、脇を固めるのは、伊丹十三、田中邦衛、山谷初男などのベテラン演技陣ほか、多彩なゲストも楽しく、細野晴臣、ちあきなおみといった異色な配役も見どころ。
高倉健が歌う主題歌「時代おくれの酒場」は詞・曲が加藤登紀子。

＜あらすじ＞
港町・函館で女房と小さな居酒屋を営む兆治は、今なお心に、別れた初恋の女さよの影をひきずっていた。ある夜、さよの嫁いだ牧場が火事になり、さよの姿もその時消えた。だが、霜深い宵にさよは、突然兆治の前に現われ、「兆治さん、あんたが悪いのよ」とつぶやく―。居酒屋にはさまざまな人が集まるが、ある日、暴言を吐く河原という客を兆治が我慢できずに殴りつけ、警察に連行されてしまった。ところが、取り調べは、なぜかさよのことばかり・・・。店に戻った兆治は、ついにさよを探し出そうと心に決めるのだった。