＜商品の情報＞
ニューシネマ世代の「ロミオとジュリエット」
中上健次原作×藤田敏八監督×森下愛子主演の衝撃作!

グラビアや映画で人気を独占、1年間で8本の映画に出演し、閉塞した時代のやるせなさと、新鮮なSEXYさとで、絶大な人気を誇った「アイドル森下愛子」が、芥川賞作家・中上健次原作を大胆に映像化した、藤田敏八監督の演出により、本格的な女優として開花した傑作青春映画! 映画デビューの小林薫、前年映画賞を独占した「サード」に続き競演した永島敏行、などニューシネマ世代を代表する顔ぶれが結集し、「70年代のロミオとジュリエット」となった永遠の青春記念碑!

1979年8月18日劇場公開

＜あらすじ＞
夏期講習で賑わう予備校のテスト結果がはり出されている。トップには釧路出身の優等生・有島佳、そしてビリには今治からアルバイトをしながら通う桑田敦夫の名前があった。2人は夏の日差しが落ちた夜の海へ出かける。敦夫には佳の肉体がまぶしい。2人は同じ予備校の森本が暴走族のリーダーと、石を抱いたまま海の中にどれだけ進んでいけるかを勝負し死の瀬戸際で勝利する姿をみかける。敦夫と佳は、何気なく同じ行為をしてみる。夏が盛りを迎える中、肉体をもてあましやるせない焦燥が乱反射するように、心中ごっこが思わぬ顛末を巻き起こしていく…。