＜商品の情報＞
たった一人の妹に手錠をかける刑事の兄! 大都会の誘惑に心荒む妹。
ヤクザ殺しは彼女の犯行か!?

巨匠・野村芳太郎監督が、荒涼とした都会で懸命に生きようとする兄と妹の心の葛藤と絆をテーマに描いたサスペンスドラマ。脚本・新藤兼人、撮影・川又昂らベストスタッフで製作した傑作。

新宿の繁華街を活写する、川又昂のアクチュアルなカメラも秀逸。

原作は、人気ハードボイルド推理作家、結城昌治の「ヤクザな妹」。

1975年6月7日劇場公開

＜あらすじ＞
新宿署の刑事・原田は、たった一人の妹・典子と都会の片隅のアパートで暮らしていた。母は失踪、父が事故死で、二人は12年前孤児同然で青森から上京。以来原田は父親代わりのように、妹を慈しんできた。そんなある日、原田は新宿の街で意外な光景を目にする。典子が新宿に巣食うチンピラ・吉浦と連れ立っていたという。通っている筈の洋裁学院を辞めていた典子は、「私はもう大人!」と反抗するのだった。そして間もなく、吉浦が絞殺される事件が起き、現場には典子のペンダントが落ちていた。