＜商品の情報＞
最も美しいナスターシャ・キンスキーが魅せる、切なく、激しい愛の葛藤!もはや伝説の域にあるともいえるナスターシャ・キンスキーの絶頂期。最もその魅力を開花させた傑作が『マリアの恋人』です。清楚、可憐にして野生の眼差しを兼ね備えた美貌はマリアの名にふさわしいキャラクターを描き出しています。絵画のような撮影、印象的な音楽、ロシア出身の巨匠コンチャロフスキーの繊細な演出を得て、忘れがたい名画の一作となっています。

原題 Maria's Lovers

1985年12月14日日本公開(松竹富士配給)
シネマスクエアとうきゅう 公開作品

＜あらすじ＞
東欧系移民が多くを占めるペンシルバニア州ブラウンズビルの町に、太平洋戦争から帰還したイバン・ビビッチ(J・サヴェージ)が戻ってきた。歓迎式典で出迎える町の人々や父(R・ミッチャム)。イバンは幼なじみのマリア(N・キンスキー)の事を片時も忘れた事はなかった。思い出の野原で、戦争前に埋めたイヤリングを掘り出すイバン。マリアはイバンとの結婚を決意する。初めての夜、幸せの絶頂であるはずのイバンだったが、どうしてもマリアを抱くことができない。捕虜収容所での過酷な体験が、マリアだけを思う事でようやく繋ぎとめた彼の精神を引き裂いていたのだ。愛し合いながらも傷つけ合い、二人の生活は極限的な状況に追い込まれる。傷心のマリアを誘惑する流れ者のギター引きクラレンス(K・キャラダイン)、他の町に姿を消し投げやりに日々を過ごすイバン。静かに見守るイバンの父。しかし、時が過ぎても二人の愛はその炎を絶やすことはなかった。