＜商品の情報＞
『狼どもの報酬』などの、人間ドラマをスキャンダラスに描くフランスの娯楽派名匠ジョルジュ・ロートネル監督が、『愛人関係』に続いてアラン・ドロンとともに、策略に巻き込まれる実業家の男の追跡を見せ場たっぷりに描くフィルム・ノワールの傑作。全編を彩る、スタン・ゲッツのサックスの音色もシブい、シネ・ジャズの名作たるフィリップ・サルドの音楽も最高。

原題 MORT D'UN POURRI

1978年11月11日日本公開(日本ヘラルド映画配給)

＜あらすじ＞
会社を経営するグザヴィエは、親友の弁護士フィリップから上司セラノを殺害したと告白される。フィリップを助けるために彼のアリバイを証言するが、殺害現場から“セラノ文書”というファイルが無くなっているのを聞かされた。文書をめぐって、フィリップは無惨にも殺され、政治家、警察、ギャングらが入り交じるなか、グザヴィエは親友フィリップの敵をうつべく、事件の背後にいる黒幕に罠をかける……。