＜あらすじ＞
２００９年４月にＮＨＫＢＳにて放送された小山力也によるナレーション版。原作は、マリリン・モンローの最後を語った書籍、２００８年１０月３０日河出書房新社発売ミシェル・シュネデール「マリリン・モンローの最期を知る男」。マリリンの生い立ちから、彼女の精神を蝕み続けたセックス・シンボルという偶像とそこからの脱皮、また暗い少女時代が影響を及ぼした荒れた男性遍歴などを明らかにし、そして謎の多い彼女の死へと迫っていく。また、彼女がまだスターの階段を昇る前に、金のために撮影したヌード映像や、彼女の死に最も関連していると言われている元大統領ジョンとその弟ロバートとの性的関係など、赤裸々な真実が映画的な手法と演出を交え、鮮明に浮き上がらせていく。これは単なるドキュメンタリーではない。一人の人間の壮絶な人生を解き明かしていくスリリングなミステリードキュメンタリーである。